シャンプーの選び方 その2

前回は界面活性剤について書きましたが、今回はシリコンについて書いていきます。
巷ではノンシリコンシャンプーがはやっていますよね。

では、なぜノンシリコンがいいといわれているのか?
シリコンが良くないとされている理由にはシリコンが髪に付着してパーマやカラーがムラになるとか、シリコンが毛穴に詰まって脱毛の恐れがある・・・・というものでしょうか。

でも私の経験上、シャンプーのシリコンでそのようなことが起こったことはありません。というのも、シリコンは水溶性のものが多く、ほとんどが一回シャンプーをすると流れてしまうからです。またシャンプー後に付けるトリートメントやブロー前に付けるアウトバストリートメントと呼ばれているオイルにはたっぷりとシリコンが入っているのでシャンプーだけノンシリコンにしても意味が無いと思うからです。

シリコンも使う目的によっては大変有効なものです。

前回も書きましたが強すぎる界面活性剤をごまかす為に入れてあるシャンプーは論外ですが、適切な洗浄力のシャンプーの補助剤として入っているものに関しては問題が無い様に思います。
シャンプーのラベル表示にジメチコン(〇〇メチコン等)と書いてあるのがシリコンです。
そしてそれが何番目に表示されているかが大事です。

成分表示は含有量の多い順に表示しなければならないと決められているからです。上位にあるほどシリコンが多く入っているので洗浄力の強い界面活性剤が使われていると推測されます。

シャンプー選びで大事なのはシリコンが入ってるかいないかではなく、自分の地肌髪質に合った成分がバランスよく配合されているものであるかということです。
シャンプーはバランスが大事です。

マニアックなことを書きましたが、まずは担当の美容師さんに相談してください。
あなたの髪のことを一番理解している人に聞くのがベストです。

For Beautiful Hair Life
芦屋 御影 の美容室 ORIGINALグループ

  • 2015.12.01